#4 インド放浪中♪

片道チケットでの入国は意外と大変・・・。

片道チケットでの入国は意外と大変・・・。

人生2度目のひとり旅。ボチボチ、準備しないと。と思いつつ、なかなか先に進まないカワちゃんです。そろそろ、飛行機のチケットも取らないといけないのですが、去年、タイ入国の際、チケット関連の事で、イミグレで一悶着あったのを思い出し、色々トラブル回避の方法を模索中。モメた内容は、入国時、帰国用のチケットを持っていなかった為、税関でいちゃもんつけられた感じです。そう、ノービザで、他国に入国するなら帰国用チケットは必須。いくら、日本のパスポートは最強。と言われてる、今日でも、さすがにノービザ&帰国日未定で入国させてくれるほど、海外は甘くありません。そんなことも知らなかった僕は、しょっぱなから、トラブりました。

税関に帰国用のチケットの提示求められ、持ってない場合、コチラの選択肢は多分2つだけ。

1.その場で帰国用チケットを購入

2.戦う

ちなみに、どちらも賢明ではないと思います。正解は、帰る日が決まってない場合、利用するかは置いといて、とりあえず渡航する国から、どこでもいいので、最安値で出国用のチケットを用意しておき、それをイミグレで提示します。そしてパスした後に、キャンセルするのが一番安全というか、片道チケット入国のセオリーです。要は、イミグレをパスする用の、ダミーチケットを仕込んどくってワケです。そんな予備知識など、あるわけもない僕は、税関職員の思わぬツッコミに「その場で帰国日決めるなんて冗談じゃねぇ!!」と、「2.戦う」のコマンドを選択する事になりました。

1回戦:ドンムンアン税関職員Lv,24

入国審査待ちの列に並び、自分の番が来て入国審査が始まります。一通り、マニュアル通りの質問が飛んできます。

税関職員「タイにどれくらいいるの?」

僕「分かんない。多分1週間くらいじゃないかな」

税関職員「ん?出国チケット見せてよ」

僕「そんなんないよ。だって電車でカンボジア行くんだもんさ」

税関職員「それじゃあ、入国できないよ?」

僕「は??なんでよ!?」

税関職員「だって、ビザなしの有効期間に、あなたが出国する証明できないじゃないの

ぐむむ。確かにそうだわ・・・。ぶっちゃけ、ぐうの音も出ない程、納得せざるを得なかったが、そこで引き下がって、おめおめ帰るわけにも行かないので、交渉開始をする事にしました。交渉と言っても、基本的に「信じてよ!」「ほんとなんだから!」「オーマイガー&頭抱える」の繰り返し。10分くらいの交戦を経て、渋々相手がスタンプを押してくれました。

1回戦・・・勝利!!!
経験値130Pくらいゲット!ちなみに、Lvは、僕が勝手に見繕った年齢です。

という事で、無事入国出来て、タイを死ぬほど満喫することが出来ました。

それと陸路で他国に入る場合は、そういうチケットの提示を求められることはほとんど無いそうです。僕自身、タイ➡カンボジアは陸路を使いましたが、帰国用のチケットの話なんて、全くされませんでした。
ですが、カンボジア➡ベトナムは時間の都合上、しょうがなく飛行機を利用することになり、再び戦いの火ぶたが切られる事になりました。

2回戦:シアヌークビル税関職員Lv,39

「アカン!あきまへん!!アタシゃそんなん認めへんで!!」

のっけから難色を示すのは、カンボジアのシアヌークビル空港の税関職員。もちろん、関西弁どころか、日本語ですらないが、なんとなく見た目が、関西のおばちゃんっぽかったので、多分関西弁の方がしっくりくるかなと。

また、ベトナム入国時に一戦あるのかと思いきや、今度はカンボジア出国時に開戦。ベトナム出国のチケットが無いと、乗せらんないよと。予期せぬ伏兵に、若干の戸惑いはあるものの、すでに一戦交えてるので、そこまで慌てる事なく、戦いに臨みます。

税関職員「あきまへんがな!」

僕「ちょっと待ってよ。言いたい事は分かるけど、今まで何ヶ国も行ったけど、片道チケットで、入れなかった事ないよ?」

税関職員「アンタのパスポート見ると、タイと、ずっと前に行ったサイパンのスタンプしかないがな。」

僕「・・・。イヤ、このパスポートに切り替える前のパスポートにゃ、スタンプビッシリなんだよ!」完全なハッタリ。

税関職員「あきまへん!」

今度の敵は、なかなか手強い。そして、飛行機の離陸の時間が、差し迫ってくるので、僕もだんだん焦り始めました。

すると、向こうから妥協案を提示してきます。

税関職員「しゃーないな。じゃあ万が一、ベトナムの空港で帰国用のチケットがない事が原因で、入国拒否されて、強制的に戻されても、ウチには一切非がないって一筆書いてや。そしたら、乗せたるわい」

と、歩み寄ってきました。

ここでちょっと冷静に考えます。

よくよく考えたら、時間的なリミットを考えると、ベトナムに滞在できても1週間。更に、行きたいところも絞れていたので、帰国時に利用する空港も、だいたい予測出来ます。

それなのに、わざわざベトナム税関職員との3回戦を、戦うリスクを犯すってのもナンセンスな気がしたので、

僕「わかった。じゃあ、もう今ベトナムから日本のチケット取っちゃうから、ちょっと待っててよ」

と言い、急いでスカイスキャナーで、帰国用のチケットを買いました。

っていうか、今回は最初からこうすればよかったのに
という事でまあ、敗戦ですね。まあ、そこまで痛手を負う事は無かったので、ヨシとしましょう。

ホーチミン空港

無駄な戦いは避けましょう

このようなトラブルは、完全に僕の準備不足や、無知から来るものでした。前回は、たまたま入国できたけれど、いつも入れるとは限らないし、ムチャすると、本当に強制送還され兼ねません。何より、日本人旅行者のイメージが悪くなってしまいます。

のんきにノープランで旅するのは、確かに、最高に面白いです。ただし、本当に気をつけないと、思ってもない落とし穴が、潜んでいる事もあります。

ツアーや、団体旅行ではないので、何が起きようと自己責任。誰も、助けてくれないので、ひとり旅をする時は、くれぐれも事前準備や、情報収集を怠らない事をオススメします(^-^)v

という事で、僕も今回は戦いが、起こらない様に準備していくつもりです!

投稿者プロフィール

カワちゃん
カワちゃん
神奈川県横須賀市出身、1988年生まれ。
仕事も辞めて、車も売って、住民票も抜いて2019年1月より世界放浪中。
元・テニスコーチという経歴を活かし、ラケットを持ってテニスできる環境があれば、世界中でラケットを振り回したいと思います。
主に、物価の安い国を中心に周る予定ですので、格安旅行などを考えてる方達の、参考になればと思います♪

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