皆さん、こんにちは!
ただいま、タイのパタヤに訪れております。
今回タイに訪れたのは、以前お話したスネークファームの予防接種以外に、もう一つ理由がありまして、先日、パタヤで行われた、『パタヤビーチテニスオープン』というビーチテニスの試合に出て参りました。
少しマイナーなスポーツ。その名も『ビーチテニス』
なにそれ?テニスじゃないの?と思われる方も多いと思います。元々はイタリア発祥のスポーツで、割と最近、徐々にメジャーになりつつあるスポーツのようです。テニスをやってる方でも、知らない方は結構いらっしゃると思いますので、簡単にビーチテニスについて、ルールなどをお話していこうと思います。
バウンドさせたら失点
「バウンドしたら弾まねぇーじゃん!!」
はい。おっしゃる通りでございます。”ビーチテニス”と言ったら、まず12兆パーセント、その質問投げかけられます。
そう、だからボールを弾ませたら失点なんです。イメージは、ビーチバレーみたいな感じです。
このように、基本的にはダブルス形式で試合をします。
ザックリ言うと、砂浜で2対2で『ボレーボレー』をする感じです。ですが、ネットが170センチの高さで張られていますので、基本的には、少し打ち上げるような形のボレーがメインになります。
サーブはワンサーブのみで、どこから打ってもいい
これもテニスと大きく違う所ですね。
テニスなら1st、2ndと一回ハズレても、もう一度サーブを打てる猶予がありますが、ビーチテニスの場合、一回のフォルトで即失点になるので、サーブのアドバンテージはテニス程でもないのかなって気もします(慣れてくると違うのかも知れませんが)。
そして、テニスはサーブを必ず、真ん中よりも右側(デュースサイド)、左側(アドバンテージ)と交互に打つ決まりがありますが、ビーチテニスはいつでも、どこからでも打っていい。ずーっと右側からでも、左側からでも、真ん中からでもいい。見てると真ん中からサーブを打ち、アイフォーメーションみたいな形を多用しているペアが多くいた気がします(アイフォーメーション分からない方すいません。興味あったらGoogle大先生に聞いてみて下さい)。
また、テニスでは禁止されていますが、ゲーム中にリターンのポジション変更も自由に行えます。
ラケットはパドル。ボールはメルトンボールを使用
by wikipedia
まず、ラケットの代わりに、このような『パドル』というものを使います。ラケットより短いですが、少し重めに出来ております。
ボールは『メルトンボール』を使用。通常のテニスボールよりも空気圧が低く、飛びを抑えられるので、よくテニススクールでは、お子様や、初心者向けのレッスンで使用することが多いですね。
カウントは基本的にテニスと同じ
カウントはテニスとおんなじで、15-30-40と、カウントしていきます。
強いて言うなら、デュースが無いというところが、ちょっとテニスと違う所ですね。40-40になったら、必ず一本勝負で、決着をつけます。
こんなところでしょうか、テニスとの違いは。
やってみて、個人的に難しいと思ったのは『どこから攻めれて、どこから攻められないのか』の判断。
テニスに慣れてる方なら、お分かり頂けると思いますが、ネットに近い位置で、自分の胸より高い位置にボールが来たら、上から少し叩きつけるような形でボレーしていかないと、コーチに「何やってるんですか」的な指摘を受けると思いますが、ビーチテニスではそうはいかない。そのあたりのボールを打ち降ろそうにも、ネットがありますし、無理に強打すると、必ず明後日の方向まで飛んで行ってしまいます。
後は、意外とスマッシュで攻撃するのも難しい。ネット際で、バレーのスパイクみたいな感じで打てる時は、攻めることが出来ますが、少し下がりながら、バックステップを加えた体勢でスマッシュする時は、必ず入れにいく様な形のスマッシュになります。
あ、スピンサーブ苦手な方は、ビーチテニスやると感覚掴みやすいと思いますよ。
とにかく、そのあたりをテニスの感覚でプレイすると、結構上手くいかないです。
ビーチテニス国際大会に挑戦
前置きが長くなりましたが、たまたま僕がタイに来るタイミングと、試合のタイミングが合致したので、ノリで『パタヤビーチテニスオープン』に、出場してみることにしました。何にも分からないで、「面白そうだから」という理由だけで、とりあえず出場してみたわけですが、後々聞いてみると、なんとビーチテニス最高峰のトーナメントだそうです。テニスでいう、草大会ぐらいのつもりだったんですが、なんでも世界ランキング上位とかの選手も出場しているそうです。
「そんな大会に俺出ていいの?てか、出れちゃうんだ(笑)」
と、思いつつこれまた「せっかくだから」精神が働き会場に向かいます。
結果は・・・。
惨敗・・・。
スコアは、1-6、2-6。
まあ、当たり前なんですけどね。
左から、僕のオモリをしてくれた堂本選手。郷田選手。ニコ選手。超絶ダメ人間Mr”K”
郷田選手は、見た目ちょっとおっかなかったですが、試合後快く写真撮影に応じてくれました!見るからにストイックな方で、今後も活躍して欲しいです。ニコ選手は、最初から笑顔で、終始ニコニコ陽気に接してくれました。そして、ペアの堂本選手は、両足引っ張る事しかしない僕を、見事にカバーしてくれました。
郷田選手なんと、日本ランキング1位!!
ニコ選手はフランス代表選手!!
肝心の僕は、ビーチテニス経験4~5回で、ようやくルールを覚えたくらい(実際、試合中に何度もペアの堂本さんにルール確認する始末)。
いやいや、無理無理どうひっくり返っても勝ち目(ヾノ・∀・`)ナイナイ。
あきらめんなよ!あきらめんなよ!!どうして諦めるんだ、そこで! もう少し頑張ってみろ。ダメダメダメダメ!無理してる人のこと考えてみろ! 俺なんて今日水温マイナス10度の中しじみがとれるって頑張ってるんだよ! 絶対目標達成できる! だからこそNever Give Up! by松岡修造さん
⇒すいません。僕は、しじみとれても彼らには勝てません。
望みなしと思われることもあえて行えば、成ることしばしばあり。 byシェイクスピア
⇒成りませんでしたが、何か?
⇒いずれにしても、終了してたみたいです。
このように、どんな名言を聞いても全く響かないくらいの完敗でした。
ペアが堂本さんでなく、僕×2だったら1ゲームも取れず、間違いなく瞬殺。いや、もう秒殺というか、即死レベルだったと思います。
まぁ「楽しむ」というのが目的だったので、完敗したけど結果的には、出てよかったと思います♪
結構、世界各地で、ビーチテニスの試合自体は行われているようですので、機会があればまた挑戦してみたいと思います。
おっと、だいぶ長くなってしまいましたね。最後に、男性の皆様には、目の保養になる写真を載っけますので、この辺で今日はお別れしましょう。
では、また♪
投稿者プロフィール
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神奈川県横須賀市出身、1988年生まれ。
仕事も辞めて、車も売って、住民票も抜いて2019年1月より世界放浪中。
元・テニスコーチという経歴を活かし、ラケットを持ってテニスできる環境があれば、世界中でラケットを振り回したいと思います。
主に、物価の安い国を中心に周る予定ですので、格安旅行などを考えてる方達の、参考になればと思います♪
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